鍵の定期メンテナンス

鍵が壊れたかなあ、使いにくくなったなあ、と感じたら自分で出来るメンテナンスをやってみましょう。

潤滑剤について

ここで注意したいのが、潤滑剤の選択。車やバイクなどにも使うホームセンターで売っている潤滑剤は鍵に使用する事ができません。一般的な潤滑剤の場合滑りを良くする為、シリコンがはいっていることがあります。またオイル・油系の潤滑剤も、ホコリやゴミを吸着し、鍵が動かなくなるトラブルが発生します。
鍵には鍵専用の潤滑剤以外は使用できませんのでご注意ください。

メンテナンスの流れ

まずは鍵穴に鍵専用のスプレーを拭きかけ、何度か鍵を抜き差しするだけでスムーズに動くようになります。専用スプレー以外にも、濃い目の鉛筆で鍵に強くなぞりつけるようにし黒鉛を付着させ、同様に鍵穴へ抜き差しすることで同じような効果をえます。
錠前は経年劣化によりネジが緩むことがあります。ネジが緩むとドアノブがグラついたり、ラッチボルト・デットボルトが受け座におさまらなくなることもあります。ですが、ネジの緩み以外にも錠前の中の部品が破損・歪むことによっても起こるトラブルですので、専門の鍵屋にみてもらうことが必要です。
万が一ドアノブが取れてしまった、部屋の鍵が壊れてしまったとなると、修理は諦めて交換する事をオススメします。交換用のドアノブや鍵はホームセンターなどにもあるので、取り付け位置をよく確認し対応する錠前へ交換してください。玄関シリンダーは防犯性がいる為、万が一分解中に小さなネジを紛失したり歪んでしまったりすると、しっかり取り付けられなくなるので玄関錠は専門の鍵屋に相談してください。